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COLUMNお役立ちコラム

外壁塗装は会社規模で集客の方法を変える理由

2019/08/20
外壁塗装 集客 方法

外壁塗装業はチラシとホームページどっちが重要か?

これから外壁塗装を自社集客して元請け化を目指し始めた塗装屋さん、リフォーム屋さんや、まだ売上げ1億~2億前後の既に元請け化を進めてる企業様。

どの会社さんも、こんな疑問を持ったことはないでしょうか?

「うちのエリアは、地方だからチラシじゃないと効果がない」
「都内はネット集客が一番効果的だ」

答えはどちらも正解であり不正解でもあります。

私がこれまで聞いてきた話しが答えになっているのですが、
例えば、東京はネット集客オンリーだ!という社長さんも
チラシがまだまだ効率がいい!という社長さんも
どちらも売上げ3億以上の規模にはなっており、上手くいっている。
これが答えではないでしょうか?

地方もエリアの範囲こそ違えど根本は一緒です。
※ターゲット戸建て世帯数を一緒にした場合

結局のところ、チラシも、ネットも、継続して初めて本当の効果が出てきますし、数か月続けた程度では、内容の質、時期、時流に左右された結果しか見えませんし、ブランディングになっていないからです。

今の外壁塗装を検討しているお客様は、チラシを見たからといって、ホームページを見たからと言ってすぐに問い合わせをする方は非常に少なくなっています。

ネット広告を打った、チラシを打った、だからすぐ問い合わせが来なきゃ失敗。のように、即行動をしてくれるという外壁塗装を検討している全ユーザーの中の非常にパイの少ないお客様をターゲットにした結果で判断していては本当の広告費に対する費用対効果は見えてきません。

継続という懲りない、飽きない姿勢と、ABテスト、PDCAを大切にすることが、血肉となり結果につながると感じています。

「ただ、継続するほど資金がない!!」

というこれからな会社様の為に、
今の状態で何をすればいいのかを簡単に『売り上げ規模別』でまとめてみましたので、ご参考にして頂ければと思います。

 

 

外壁塗装業の売上規模別、失敗しない集客方法

これから外壁塗装業で独立したい職人さん

これから住宅外壁塗装業で独立を目指している職人さんの場合で、いきなりチラシを撒いて元請けだ!という方は少ないと思いますが、職人さん1~2人で会社を興すなら、まずはいきなり元請けは相当厳しいので、下請けとしていい元請け会社と付き合う事が先決です。
元下請け会社だった塗装屋さんが今は元請け化で成長している会社さんの仕事をもらっていい付き合いを続ける中で、いろいろ見えてくるものがあり、
独立を夢見ているときは、いい面ばかりしか見えていない事が往々にしてあります。
実際に深く付き合っていくことで、大変な一面も数多く見えてくると思いますので、それでもそれを乗り越えてでも自分でやりたいと感じるなら元請け化を目指して次のステップに行くといいでしょう。
そうすれば大きな痛手を被らずに着々と前に進むことが出来ます。

稀な例としては、下請けに入っている時期に、元請けの仲良くなった営業マンと一緒に起業する手もあります。
職人同士で独立するのとは違って、お互いがないものを補い合って会社を回せるので、それぞれが経営者のつもりで実力を発揮しあえるなら、早い段階で元請け化も進むでしょう。

 

~5000万円の下請け中心の塗装会社さん

下請け塗装業として、数社と付き合い、職人さんも数人~10人前後が常時動いている規模感だと思います。
社長が現場で塗装作業をし続けないといけない状態から、週に2~3日抜けても回る状態なら、次のステップに行っても大丈夫です。
今の時代は必須の

ホームページを持つ

ここがスタートです。
近い将来、チラシや近隣営業を始めたとしても、今のお客様のほとんどが、何かしらの紙の案内を見てからホームページを見に来ます。
その時に最低でも恥ずかしくない程度のホームページがないとお客様は不安がってしまう時代です。
なので会社案内程度のホームページでも持っているのといないのとでは大きく
印象が異なります。
今は、初期費用ゼロで外壁塗装専門のサイトを作ってくれる制作会社もいますので、(塗装ベストパートナーでも紹介可能)最初に資金がなくてもスタートが可能ないい時代です。

そして、ここからは塗装ベストパートナー優良会員様に提供しているノウハウの一つになるのですが、
ホームページを用意したら、一括見積サイトに登録を試みてください。
弊社が数社紹介します、担当者に口もききます。

そうする事で、1見積り依頼案件が1~2万円で獲得できます。
チラシやネット広告を使ったら、1案件獲得平均10~20万円必要な事を考えれば、相当効率がいいはずです。

当然、デメリットもあり、まず相見積が当たり前なので、
相見積でも勝てるノウハウが必要ですし(塗装ベストパートナー優良会員様には成約率7割受注のツールと極意をお伝えしています)、一括見積の場合、契約出来たら成約手数料で10%前後の手数料が取られる事になります。

それでもチラシの見積もり依頼案件獲得に10~20万円掛かるのなら、確実に1~2万円で見積もり依頼案件を買って決まったら10%払う方がダメージは少ないはずです。

そうして、初期投資を最小限にして、受注できた現場の周辺に、近隣様への案内チラシをお渡ししたりして、お声かけ頂くチャンスの種まきを始めていきます。

実際の結果として、優良会員様は社長お一人でも月1000万円をコンスタントに受注できる結果となっています。

 

 

~1億円の元請け化も少しづつ出来てる塗装会社さん

ここまでくると、自社に職人も抱えていらっしゃる場合、ある程度の資金に余裕が出てきているはずです。

もし売上1億円あっても資金繰りに苦労してしまっている場合には、そもそも販管費の経費削減が必要かもしれません。

強引にお客様を集めて、受注ノウハウも弱くどうしても価格勝負になっている場合には見直す必要があります。

余裕資金にもよりますが、優良な一括見積サイトの案件紹介量には限界がありますので、ここからは自社のホームページによるSEO集客及びネット広告が必要になってきます。もしくはチラシの量産化です。

ホームページでSEO集客を狙う場合は、早い段階から1~2年かけて徐々に問い合わせを増やしていく事になるので即効性はないですが、
後で有力な営業ツールになりますので弊社では最も大事にしている集客方法になります。

今は、ホームページを持つ外壁塗装会社さんの競合もかなり多くなってきていますので、それなりのSEOで結果が出てる専門知識が必要になるので、多くの会社さんはブログを更新していたり、更新代行会社さんに依頼していたりしてもなかなか結果が出ていない様です。
それもそのはず、今は基本的な知識のコンテンツや日常の現場報告程度ではSEOでの上位表示は困難を極めるからです。
ひと昔前では、基本的なキーワードでもそれなりに上位表示を狙えたのですが、
今では、より踏み込んだ内容のコンテンツが必要ですので専門知識に乏しい会社さんが簡単にできるものではなくなってきています。

ですので、専門知識を盛り込んだブログ更新をしつつ、日々の施工事例を更新する事が基本となり、
出来れば週に2~3記事をパートの事務さんが更新したり、社長が更新したりしていく必要があります。

その間、即効性の集客もしていかなくてはならないので、一括見積を行いつつ、チラシを制作して毎月数万枚は配布する体制をつくっていきます。
チラシ制作に関しても外壁塗装業界で結果を出してるチラシ制作会社さんをご紹介させて頂くか、弊社の当たったチラシのテンプレートを優良会員さんに提供しているので、結果が出ているチラシを取り入れた方が反響率で大きくコケる事は避けられます。
よくありがちなのが、自社で勝手にオリジナル要素を強めてしまったがゆえに、せっかく結果が出ているチラシテンプレを使っているのに効果を半減させてしまっている会社さんを見かけます。

まずは真似る➔USP(独自の強み)を見出す➔徐々にオリジナル化

これが重要です。

ただ、チラシ単体の効果というよりも、
周辺環境となる、店舗やホームページの存在も重要になってきますので、一貫性がないと良い結果は出ません。
店舗がなくても見せ方でどうにでもなりますが、
ホームページはなくてはならないと思ってください。

今回は集客に関してのお話しなので、
あくまでも新規のお客さまを集めるモデルだけに絞って記事を作成していますから、実際には受注する、施工する、ご満足頂く、ご紹介を頂く、など取り入れるべき仕組みは割愛しています。

2億円以上の塗装会社さん

・ホームページからの集客はほぼ壊滅的でもチラシや相談会で集客できている。
・むしろネット集客オンリーで集客できている。
・一括見積サイトやポータルサイトのフル活用で集客できてる。

経営の仕方は、皆さんそれぞれ独自性が出てきてそれなりに上手く回せている状態ではないでしょうか?


ここまでくると、様々な事業計画が可能かと思います。
店舗展開、法人営業の強化、水廻りリフォームに展開する会社さん、飲食店経営などの異業種参入を考える会社さん、不動産投資や不動産経営を考える会社さん、外装に特化して広げる会社さん

それは社長の思いそれぞれでいいと思います。

異業種に参入するほどリスクは伴いますが、
それもそれでチャレンジという意味では素晴らしいと思います。

ただ、当会が思う事は、売上重視になり、現場管理や予算の縮小が行き過ぎて、現場の職人に負担が行く様な経営はやめて頂きたいです。

行き過ぎると結局は、最初の思いと逆行して訪販会社や大手ハウスメーカーのような現場予算がギリギリで職人が手抜きをせざるを得ない様な経営になり、そもそもの塗装専門店の強みがウソになってしまいます。

塗装職人=無価値になり、見えないところで手抜きがひろがり、結局最後に泣くのはエンドユーザ様なわけですから、戸建て外壁塗装業を専門でやるからにはそこはブレてほしくないところです。

外壁塗装事業一つとっても、規模感や社長の思い一つで、今取り入れるべきことは異なります。
思い込みや経験則の物差しで判断するのではなく、
確実に成長できる道のりを段階ごとに取り入れる事で、寄り道しない最短の成功が手に入る事でしょう。

私はかつて、ほとんど独断で決めてしまって、
ホームページも2回失敗しました。
大手コンサル会社に依頼してチラシでも失敗しました。
そんな失敗があったからこそ今のモデルが出来上がったわけですが、
ここまでくるのに6年を無駄にしました。
今となっては無駄な事は一つもなかったと思えますが、それでも遠回りし過ぎた気がします。
最初に起こした塗装業の会社は下請け会社で年商2~3千万を約10年間行ったり来たり、紆余曲折で税金を滞納する暗黒時代も過ごしました(笑)
ホームページの失敗だけで400万円。

振り返るとバカだったけど、だからこそ今があるとも感じています。
住宅塗装業界を正しくしたい、職人の地位を高めたい、
そんな思いで2019年に設立した(株)塗装ベストパートナーです。
思いある皆様からのご入会を心待ちにしております。










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