塗装ベストパートナー 代表の古住です。
今日は、東京の田町にて、特別な会議に参加させて頂きました。
近年の建設業では普及している技能実習生の受け入れについて打ち合わせしてきました。
今回は、塗装業にとって新たに特定技能実習生を受け入れ可能とする施策についての打ち合わせです。
特定技能と技能実習では異なり、簡単に言ってしまうと一度技能実習生として日本で働いた経験がある方や現地(ベトナムや フィリピン、インドネシア、ミャンマー、カンボジア、モンゴルなど)で塗装の技能を学んでから日本に送りだされるという点で大きな違いがあると思います。
今、受け入れたベトナム人の逃亡などが一部で騒がれてますが、
当然ながら日本企業側の問題やSNSなどによるブローカーの勧誘も原因の一つになっていると言われています。
ですが、私の周りの塗装屋さんや足場屋さんでベトナム人を雇用している社長様に伺うと、
「日本人の若者よりぜんぜん頑張るし、技術も覚えるから大満足」
という社長の声が圧倒的です。
結局は、送り出し機関の質と受け入れる日本企業側のもてなし方次第という要因が大きい部分もあるようですね。
そして今回は特定技能という事で、最長5年間となり、
一度日本で実習生経験があるという方なら日本語もある程度理解ができる様になっているのではないかと、期待も出来ます。
最近では、お客様から「ベトナムの○○さんって、すっごく頑張っているね!」という声も頂いたりしていると聞くので、国民が徐々に外国人慣れしてきていて、むしろ日本人より対応が丁寧なんじゃない?と感じてきているのかもしれませんね。
家族の為に毎月~10万円を仕送りして頑張る実習生たちです、食事もほぼ自炊です。そんなハングリーな精神を持った実習生なら、イチ仲間としてちゃんと迎え入れてあげる事で頑張ってくれて当然なのかもしれないです。
戦後の日本の様なハングリー精神に富んだ実習生の力を借りる事は、
日本語が話せるだけのぬるま湯に浸かった日本人を雇用するよりも日本の企業にとって大きな助けになるかも?しれません。
ちなみに日本人でもめちゃくちゃ向上心があってハングリーな若者もちゃんといる事は補足しておきます。