塗装職人でも出来る簡単施工の棟換気「パッ換」の研修に参加してきました。
最初は「また怪しい商材が出来たもんだ」と半信半疑で参加した研修でしたが、
実際に取付マニュアルと、施工条件、施工性を学びましたが、
雨仕舞いの構造から、換気構造までしっかり考えられていて、これはいいかもと感じた「パッ換」でした。
風速30m、水量240ml/hという特に水量では現実では、ほぼあり得ない条件で真横からの漏水実験にも耐えた構造は安心できますし、取付が慣れた人で30分程度というのもうなずけます。
過去の漏水の原因としては、ワンパックで同梱されている部材の一部を使わなかった業者の施工が原因で起こったそうですが、それはどの商材もそうだと思うので、
だれでもわかるマニュアル通りの施工していればオススメの換気棟だと思います。
新築時に換気棟が付いていなかったりする建売住宅の塗り替えの際には、
オススメできると思います。
下手に遮熱塗料を勧める前に、温まった屋根裏の空気を逃がす事も重要なので、
セットでもオススメが、厚さ対策には効果的だと思います。
もちろん換気効率を得るためには、吸気も条件になるので、軒裏に吸気口や有孔板を使用していない場合には、吸気口も新設する必要がありますが、簡単に取付可能です。
条件としては、2x4はNGで在来工法のみ可能ですが、
今2x4用も開発段階だそうです。